ななななんとかいずむ

記録用 ブタと共に

入院生活について

入院場所も手術部位も明記しないので何の参考にもならんと思いますが、十日間程の入院で色々感じたことを書いておこうかと思います。

 

 

入院で用意しておいて良かったもの

  • 圧倒的ぶりぶりざえもん


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ずいぶん心の慰めになりました。

まぁ、ぶりぶりざえもんなら国民的アニメのキャラだし看護師さんとかに見られてもセーフでしょ!とずーっとテーブルに出しっぱなしにしていたのですが(鋼の精神)、ふと目に入るぶりぶりざえもんには意外なほど癒やされました。

ありがとう。ぶりぶりざえもん。

 

  • 生地がしっかりめのゆったりしたTシャツ(入院着用)

パジャマを病院でレンタルすることもできたのですが、着心地の良さが気がかりだったので自分で全て用意していきました。

とはいえ使い古した地獄のような部屋着しかなかったのでこれを期に新調することにしました。

基本的にスポーツブラを着用していたのですが、手術後は締め付け感が気になって着けられないこともあったので下着なしでも胸が目立たない大きめのTシャツを用意しておいて良かったと思いました。

他の患者さんも入院着は持参している人が殆どでした。


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ユニクロのメンズのTシャツです。

厚みも大きさもお値段も良かったです。あと可愛い。

 

  • スポーツブラ

手持ちにあったのでなんとなく持っていったのですが思いの外よかったです。

手術後暫くは前開きワンピースタイプのパジャマ着用指定だったのですが、ボタンの隙間から胸が見えてちょっとアレだったのでスポーツブラがあって良かったです。

あと、手術部位がお腹だったため腹帯を巻いていたのでブラトップやキャミソールだと腹帯の邪魔になっていたと思います。その点でもスポーツブラは邪魔にならず良かったです。

 

  • ふりかけ

同じ病院に入院した方のブログで強く持参をオススメされていたので参考にして持っていきました。

一回分小分け包装のバラエティーパックを持参したのですが、白米の量がエグいので一食に2袋使うことも少なくありませんでした。あと手術後のおかゆが330gもあってキツかったのでふりかけで無理やり流し込んでました。それでも3割食べるのが限界だったけど。。。

 

  • 小さい財布

これもブログ情報で、貴重品入れに長財布は入らないので小さい財布がオススメとあったので持っていきました。

貴重品入れがその方とは別だったのか新しくなったのか、実際には長財布が入るサイズだったのですが、財布は小さな方が出歩きやすくて良かったです。

財布が小さいお陰で、たまたま持ってた大きめのクソダサポーチ(旅行で買った土産品。農作業中の人達風の滅茶苦茶雑な刺繍が施されていてお土産感がビンビンでハイパーダサい)(でもそのダサさが大好き)をクラッチバッグのようにして貴重品をまとめてコンパクトに出歩けたのは結構便利でした。

 

ないとしぬ。

私が手術後はじめて発した言葉が「スマホ取ってください…」なほど私はネット中毒なのですが、ネット中毒じゃなくても入院中のネット環境は不可欠なものだと思います。(主に暇つぶし)

動画を見ることを考えて念の為容量無制限(一日5G以上使うと通信制限あり)で使えるものをレンタルしたのですが、動画をちょくちょくみてもせいぜい一日3Gどまりだったのでちょっとプラン選びは失敗したかなと思いました。

でも、推しの無観客ライブ配信を超高画質で見たときはあっという間に5Gを超えたのでいいや。推しを高画質で見るためには仕方なかったと思えばいいや。そう思おう。そうしよう。高画質の推し、めっちゃびじんだった…。(急に推し語りを差し込むな)

電子漫画の読み放題プランにも入っておいたのですが、動画を中〜低画質で見るよりも電子漫画を読むほうがデータ量を食っていたように思いました。

 

  • ゆるめの私服、羽織り

意図してそうしたわけではないのですが服はシルエットがゆるめのものを用意していたおかげで、帰りに腹帯をしたまま帰れたので良かったです。

ただ、腹帯が滅茶苦茶服のラインに響いてたので(特に尻がやばかった)大きめのゆるいシャツを羽織って誤魔化し誤魔化し帰りました。

 

 

持っていったけど微妙だったもの

  • ドライシャンプー

手術後にシャワー浴が許可されても体調面とかで無理だった時のために用意していたのですが、私はガンガン起き上がっていたので不要でした。

手術当日と術後2日間はシャワー浴なしだったのですが特に痒くなったり不快感はなかったのでなくてもよかったかな〜。せっかく持ってきたし、、、くらいのノリでシャワー浴の前日に一回使ったっきりでした。

普段は毎日頭を洗わないと痒さとか匂いが気になってしょうがないのですが、入院中は動かないからか汗かかないし、整髪料も使わないから全然痒くならなかった。というか痒かったのかもしれないけど他の部分の不快感*1があったから頭の痒さが霞んでいたのかもしらん

 

ネットがあったからわざわざ読まん

 

  • パジャマ(枚数が多すぎた)

パジャマはもちろん必要なのですが、枚数を多く持っていき過ぎた感がありました。

毎日着替えると考えて、十日間でリラコ1枚、Tシャツ2枚、前開きのワンピースタイプのパジャマ3枚を持っていったのですが、2回ほど洗濯したのと、手術当日と翌日は病院の手術着で過ごしたのでぶっちゃけ多かったです。

リラコはそもそも1枚だからいいとして、Tシャツ1枚とワンピース2枚で良かった感がある。

特にワンピースは3枚とも入院のために購入したので失敗した感がありました。まぁ1枚2千円の安いやつを買ったし、地獄のような使い古しの部屋着しかないのでそれを買い替えたと思って自分を慰めます。

 

ティッシュがあればあっても無くても…って感じ。

ただ、手術翌日に目が覚めて、顔が脂まみれで気持ち悪かったときに顔を直ぐにふけたのでそれはちょっと良かった。肌にはよくないけど。

 

 

やっておいて良かったこと

  • 個室

一泊税込み4400円の追加料金で個室にしてもらいました。保険適用にはならないので追加料金は完全に自費です。

11日分の料金となるとバカにならない値段になるのですが、私は我慢より快適さをとりました。普段フルタイムで働いてるからええねん。払ったらぁ!(エセ関西弁を使うな)

個室だと空調を自分で調節できるし、動画もイヤホンなしでタレ流し放題です。推しの音楽も流し放題だぞ!(部屋から漏れない程度の音量にはしていました)

通常の大部屋は基本的にドアをあけっぱなしなのでなんとなく中の様子は伺えたのですが、個人のスペースが狭すぎて閉塞感がやばそうでした。あと、収納スペースがベッドの上の高い位置にカラーボックスのような棚がついているだけで、カーテンをしていても丸見え状態だったので使いにくそうでした。ぜったいスーツケースとか広げられない。

自分の生活音が他の人に聞かれるのとかも滅茶苦茶嫌だし、特に普段から夜はうなされていることが多いっぽい*2し、手術直後は動く時にいちいち痛いだのなんだの言いながらじゃないとやってられなかったので気を使わなくていい個室は良かったです。

個室だとカッコ悪いけど洗濯物干せるのも良かった。乾燥機はあったけど、一時間乾燥機を回しても乾ききらないんですよね。

あと、これは完全に運なのですが一番端っこの角部屋の個室だったのでほぼ周りの音が聞こえなくて滅茶苦茶快適でした。個室によってはトイレの目の前とか、人の出入りが多い場所だったりで物音が気になりそうだったので。

 

  • ブログ(これ)

いい暇つぶしになったし、その日にあったことなんて秒で忘れるのでちょうどいい備忘録になった気がする。

 

  • ブログで入院生活を事前にチェック

病院名+入院で検索して入院生活について書いてあるブログを探して予習しておきました。なので個室にしたりふりかけ買ったり色々用意することができたのでした。

 

 

 

失敗したこと

  • 入院日の設定

入院は月をまたいではいけない。

入院は月をまたいではいけない。

入院は月をまたいではいけない。

入院は月をまたいではいけない。

入院は月をまたいではいけない。

入院は月をまたいではいけない。

入院は月をまたいではいけない。

大事なことなので推しの名前の文字数だけ繰り返し言いました。(きもーい☆)

入院は費用が高額になるので高額療養費制度を利用したのですが、1ヵ月 (1日から月末まで)の支払いが自己負担限度額までになるという制度なので月をまたぐと金額によっては制度が適用にならない日が発生する場合があります。

私は6/23〜7/3までの入院だったので6月中の費用は制度が適用になったのですが、7月の3日間は適用にならず通常の健康保険の3割負担でした。

これが入院期間が全部ひと月に収まっていれば自己負担限度額の支払いだけですんだので、日付の設定さえ気をつけていれば今回発生した3日分の支払い(2万2千円…)は払わずに済んだのです…。

緊急の入院なら仕方ありませんが、この入院は自分で日程を決めたようなものなので知っていれば完全に防げたミスでした。気づいたのは退院日の夜だったのでもうどうしようもない。滅茶苦茶しんどかった。。。

そしてネットで検索したら『初歩的なミス』と書いてあるサイトを見つけてしまい更に滅茶苦茶落ち込むのでした…。えっ、もしかするとこれは常識なのですか…?悲しい。

下手したら月をまたぐことによって、トータルだと高額療養費制度が適用になる金額なのに全日程が適用にならないパターンもあり得るので本当に注意してほしいです…。

うまく説明できてないと思うのですが、とにかく入院する場合は月をまたがないようにしてください…。まじで…。でじま…。まじ…。でじま…。

 

  • 飲料水の確保

手術前に飲み物を買っておくのを忘れてしまい、自分で買いに行けるまでたった一本のミネラルウォーターで暫くしのいでました。コロナなのでお見舞い禁止で、代わりに買ってきてくれる家族もおらず…。

手術前、誰に言われなくても多めに飲料水を確保する、そんな大人にキミはなろうね。(何様目線なんだろう)(多分みんな当たり前に予想して出来ることだよ)

 

  • ハンガーが足りない

これは入院中一番強く思っていたことなのですが、高額療養費制度の失敗でもはやどうでもよくなりました…。でも一応書いとくね…。(まだ落ち込んでる)

ハンガーなんて4本あればいいや!と思っていたのですが、洗濯物が乾燥機でちゃんと最後まで乾かないという事態に陥ったので慢性的なハンガー不足でした。多めにこしたことはない。(落ち込んでるので投げやり)

 

  • スマホ用タッチペンを持ってくるのを忘れた

これは本当にあっても無くても…、って感じなのですがブログ用に画像加工する機会が多かったのでタッチペンを家に置いてきたのはちょっと不便でした。指で絵を描くのとかけっこう面倒くさかった。

ちなみにキャンドゥのスマホのタッチペンがオススメです。ほかの使ったことないけど。

 

 

その他気づいたことなど

  • 白米好きでも一日三回大量に米を食べると米がちょっと嫌いになる

しつこく何回も書いてるけど、本当に嫌になりました。つらい。肥りやすいのでここ数年ずっとご飯は茶碗半分くらいまでを貫いていたのですが、突然毎食普段の4倍くらいの米を出されて最初は嬉しかったものの最終的には苦痛になりました。

あと手術後のお粥(330g)がかなりきつかったです。お粥を期にどんどん米が嫌になった気がします。

米も暴力になり得る。

 

  • 食っちゃ寝でも食事の時間が規則正しいだけで痩せる。

入院で3キロ痩せました。

いや、退院後暴飲暴食をしてから測ったので退院直後に体重測ってたらもっと減ってたのかもしれない。

入院中ほとんど動いてないのに一日三回米を滅茶苦茶食べていたので、絶対太る(確信)と思っていたのに痩せてました。

手術前後絶食していたとはいえなんで!?!?となったのですが多分18時の晩ごはん以降何も食べない生活が続いたのが大きかったんだと思います。

普段は仕事の都合上、晩ごはんを食べる時間が大体21時になるハイパー肥りやすい生活をしているのですが、なるべく規則正しい食生活を送るように改めたいと思います…。

 

  • 術後の歩き方の姿勢の変化が完全にこれ


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術後初めての二足歩行した時の猿人みっぷりやばかった。

 

  • 夫と10日間離れているとキモくなる

男性的な男性(伝われ)が苦手なので、夫にはナヨナヨとして貰っているのですが度が行き過ぎて現在夫はぶりっこおじさんと化しています。入院前は特に気にならなかったのですが、10日ぶりに話したら滅茶苦茶キモかったです。(滅茶苦茶酷い言いよう)

でも夫に向かって「そのモチュモチュした話し方やめてくんない!?(半ギレ)」とまで言っていたのに、たった一日でまた慣れました。まじかよ。なので夫は今後もモチュモチュと話すぶりっこおじさんなのです。そして私はモラハラおばさん。(自戒) 

 

  • 私は案外頑丈なのかもしれない

手術はこれで2回目なのですが、2回とも麻酔からの目覚めはかなりスッキリしてたし(色んな所に管が入っていることを除けば)、回復も早かったです。つらいよ〜しんどいよ〜って少しでも思えばすぐ寝てやりすごせたし。

退院後2週間自宅療養を指示されているのですが、別にもう復職してもよくない?って感じです。働きたくはないけど。

と思いつつ腹筋に力を込めて(やっちゃいかんと言われていたけどつい…)(本当にアホ)身体を起こしたら滅茶苦茶痛かったので大人しくしておきます。

*1:点滴、尿道カテーテル、足のしびれ、手術部位の痛み

*2:知らんけど夫はそう言ってる